番号・名称 年 代   構造等
25 東照宮
唐門
寛永17年
(1640)
一間一戸平唐門、銅板葺
特徴等
徳川家康をまつる東照宮は、家康の没後その遺影を久能山から日光に移葬する途次、喜多院に4日間逗留して供養したことに因み、天海僧正が寛永10年(1633)にこの地に創建したものである。その後寛永15年(1638)の川越大火で延焼したが、同17年(1640)に再建された。当初から独立した社格をもたず、喜多院の一隅に造営されたもので、日光、久能山とともに三大東照宮といわれている。社は随身門、鳥居、拝殿及び幣殿、唐門、瑞垣、本殿からなり、本殿の前には、歴代城主奉献の石灯籠が置かれている。
唐門は一間一戸、銅瓦葺の平唐門で、本殿を囲む瑞垣の正面に設けられている。朱漆塗による彩色や彫刻による装飾が施された華麗な門である。
参考資料:現地の説明板(埼玉県教育委員会/川越市教育委員会)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-1-16
東照宮唐門 (撮影:2005-7) 東照宮唐門 (撮影:2005-7)
    埼玉県の重要文化財建造物     2018-1-15 現在
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